東ティモール (Democratic Republic of Timor-Leste)
東ティモールの国旗 |
島国であり、小スンダ列島にあるティモール島の東半分とアタウロ島、ジャコ島、飛地オエクシで構成されている. 南方には、ティモール海を挟んでオーストラリアがあり、それ以外はインドネシア領東ヌサ・トゥンガラ州(西ティモールを含む)である.
1999年8月30日に国連の主導で独立についての住民投票を実施. インドネシアの占領から2002年5月20日に独立した (国際法上はポルトガルから独立). 21世紀最初の独立国である. ポルトガル語諸国共同体加盟国.
正式名称は Republika Demokratika Timor Lorosa'e( テトゥン語: レプブリカ・デモクラティカ・ティモール・ロロサエ)、República Democrática de Timor-Leste( ポルトガル語: レプーブリカ・デモクラーティカ・ド・ティモール・レスト). 略称は、Timor Lorosa'e( テトゥン語 )、Timor-Leste ( ポルトガル語 ).
公式の英語表記は Democratic Republic of Timor-Leste、略称は Timor-Leste. 意訳したEast Timorでも通じるが 、東ティモールの常任使節団は2003年8月8日付の書簡ですべての言語の表記を「Timor-Leste」に変更するよう国際連合へ要請している. 東ティモール政府の英語版公式サイトの「歴史」の項目は、独立以前の記述では「East Timor」表記が散見されるが、独立後の国家を指す場合は「Timor-Leste」に統一されている.
日本語の表記は東ティモール民主共和国. 通称、東ティモール. ティモールの部分は、チモールとも表記される(近年では「ティモール」の表記が一般的である). ちなみに、現地の発音は、「ティ」と「チ」の中間音.
国名は「ティモール島の東部」を意味するが、ティモールの由来はマレー語・インドネシア語で「東」を意味する「ティムール (timur)」であり、語源的には重複表現となっている. テトゥン語の「ロロ」は「太陽」、「サエ」は「出る」、「ロロサエ」は「日の出」またはその方角(すなわち「東」)を意味する. ポルトガル語の「レスチ」(英語読みなら「レスト」)も「東」を意味する.
通貨 / 言語
ISO | 通貨 | シンボル | 有効数字 |
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USD | アメリカ合衆国ドル (United States dollar) | $ | 2 |